アフリカ音楽その2:文字がない事で

アフリカその2:文字がない事で

スンマセン、まだ全然具体的ではないかも、、、。

まず今回はアフリカの多くの伝統的文化は文字がないらしい。
僕自身がキューバ音楽を勉強してる上で聞いてはいましたが(キューバのサンテリアという宗教音楽は西アフリカのヨルバ語を使います)そうなると音楽がどうなっていったんでしょうか?

文字がないとどうなるか。まず、情報を伝達する時に音がメインになります。

そうするとおのずと音に対して敏感になっていき、音による通信手段が発達し、より遠くの場所に情報を伝えるために太鼓なども使われるようになります。
アフリカの言語の多くはは音程の高低が厳密に決まっており他に音節や強弱を真似る事により太鼓の音が意味を成しそれを遠くまで伝えたそうです。(静かなサバンナなどでは10キロ四方まで届いたそうです、ちょっとした狼煙みたい)。
そう、いわゆるトーキングドラムというやつです(世間的には楽器としてのトーキングドラムが有名ですね)。
他にもとあるアフリカの王国で王の系譜の朗誦( 詩句などを声高く読み上げること)が実は太鼓のみで行われていたり、合奏の合間に「演奏するからみんな集まれー」とか「酒が飲みたいから酒もってこ〜い」なども太鼓の巧みな演奏により表現したりします。

またその逆も発達しました。日本でいう口唱歌で、まぁざっくりいうと色々な楽器の音色を口で歌う事なんです。
楽器のある程度の経験者ならフレーズを歌ったりするものですが、彼らのそれは音色一つ一つにそれぞれ言葉が当てはめられていて太鼓のパターンにも「マチャキリ」「クワッ・クワッ」「テンブリャ」「ンジャキ・ンジャキ」などの名前がついている。
他にもこんな話があります。ザンビア東部のチュワ族で「ンビティ」という太鼓のパターンを習っていて、打ち間違えた時に「それは『ンビティ』ではなく『ンバティ』だ。」と間違いを正したのです。

そして文字がないため教育なども音楽が非常に重要な役割をはたしてきます。
彼らは日本でいう冠婚葬祭はもちろん歌と踊りで飾るし、女の子の初潮や男の子の割礼(例のあれですよ、いててて)なども歌と踊りがついてまわります。
中でもムカンダという割礼の儀式では朝日が昇れば歌、食事の時も歌、先輩が水を汲んできてくれた時も歌、太陽が沈む時も歌です。
しかもその時の歌が教育上重要な意味を持ち、さらに団結や結束の気持ちを育てます。


You Tubeより引用

ムカンダの様子。

更には音楽が国にまで重要なもになり日本でいう三種の神器にあたる物に太鼓があったりもします。

このように文字がない事で(もちろんそれ以外にも色んな要素はあると思いますが)日々の生活から社会的なところまで奥深く音楽が関わっていきました。

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